米国政府が、GlobalFoundriesとPsiQuantumのパートナーシップに2,500万ドル(約31億円)を拠出
この資金は、米国国防総省(DoD)がNew York州Romeにある空軍研究所(AFRL)を通じて提供される予定だ。研究室は、アメリカ空軍とアメリカ宇宙軍の量子情報科学研究センターとして指定される。
資金は、PsiQuantumのフォトニック量子コンピュータのコンポーネントを開発・製造するために必要となる、GlobalFoundriesの新設備・機能への追加投資を加速させるために使用されるという。
資金を提供する両者は、今年度中に資金の大半を提供する予定だが、最終的なスケジュールは、一定のマイルストーンの達成を前提に決定される。
また、PsiQuantumはAFRLと提携し、量子コンピューティングの能力を向上させていく。
私たちの知る限り、これはPsiQuantumが米国政府機関と結んだ最初のパートナーシップである。QUANTUM BUSINESS MAGAZINEでは、「コラム:PsiQuantumに迫る」という記事において、PsiQuantumの全体的なアプローチと技術についてより詳しい情報を紹介している。
本資金提供およびAFRLRome研究所の他の量子工学関連資金提供に関する詳細は、米国上院議員Chuck Schumer氏によるニュースリリースを参照。
※参考
◆ニュースリリース
(翻訳:Hideki Hayashi)