QuantWare社、25量子ビットの超電導プロセッサチップを市販品として発売

量子コンピュータを自作したいと考える人もいるだろう。この度オランダのスタートアップ企業QuantWareが、25量子ビットの超伝導プロセッサチップを既製品として、注文を受けてから30日以内に納品するサービスを開始した。製品名は「Contralto」という。主な仕様は以下の通り。


  • トポロジーとハミルトニアンのパラメータをカスタマイズ可能

  • カスタマイズ可能な機能としては、パーセルフィルタ、AirBridges、QuantWare独自のTSV構成

  • 専用フラックスバイアスとドライブラインにより、完全に制御可能な量子ビット

  • 10 - 60 μs T1 (スタック品質による)

  • 99.9%の1量子ビットゲート忠実度

  • ダイまたはフルパッケージで納品

  • オプションで磁気シールドも可能

  • リードタイム30日


Contraltoは、5量子ビットのSopranoに続くものである。同社によると、この製品は4大陸の研究所に設置されているという。確かに、超伝導チップは完全な量子コンピュータとは違う。ユーザーは、古典的なコンピュータ、制御電子機器、希釈冷凍機、ケーブルシステム、機械的なパッケージングを追加する必要がある。しかし、これらの部品はすべて他のベンダーから入手可能であり、ユーザーはすべての部品から自分自身の量子マシンを構築することが可能である。


Contraltoの詳細については、クアントウェアの発表したニュースリリースを、そしてContralto製品ページを参照のこと。



※参考


◆Contralto製品ページ

https://www.quantware.eu/product/contralto


◆Soprano製品ページ

https://www.quantware.eu/product/soprano


◆QuantWareのニュースリリース

https://www.quantware.eu/press/quantware-releases-25-qubit-contralto-qpu



(翻訳:Hideki Hayashi)

提供:Quantum Computing Report

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