Quantinuum社、自然言語処理ソフトウェアツール「λambeq QuantumDS」のアップデートを発表


 昨年10月に、Cambridge Quantumのソフトウェアチーム「Quantinuum」が開発した、「λambeq(ラムベック)」について報告した。世界初となる、文章を量子回路に変換する量子自然言語プログラムである。今回のアップデートで、新しいコマンドライン・インタフェースと、ニューラルベースCCG(Combinatory Categorial Grammar)パーサーの「Bobcat」を新規で搭載し、ユーザーにとって柔軟性の高いソフトウェアになったという。また、λambeqの出力を可視化するルーチンの改善や、ドキュメントの充実が図られている。


 自然言語処理のソフトウェア市場は大きく、急速に成長していることは明らかである。今後、量子版が古典版を上回ることができるようになるのはいつのことなのか、という疑問が生まれる。どちらも、より強力なアルゴリズムの開発と、アルゴリズムを処理するための強力で高性能なハードウェアの導入により、精度の向上が続いている。しかし、QuantinuumがこのソフトをオープンソースのPythonライブラリとして公開したのは素晴らしいのではないか。他の研究者がソフトウェアを実験し、アップデートを提供することも可能となり、時間とともにソフトウェアが充実していくことになる。


 その他の情報は、ニュースリリース、技術資料、リリースノート、ソフトウェア本体(GitHubからダウンロード可能)にてご確認してほしい。



※参考


◆λambeq (pronounced “Lambek”)

https://www.quantinuum.com/products/qnlp


◆ニュースリリース

https://www.quantinuum.com/pressrelease/quantinuum-announces-updates-to-quantum-natural-language-processing-toolkit-lambeq-enhancing-accessibility


◆技術資料

https://cqcl.github.io/lambeq/index.html


◆リリースノート

https://cqcl.github.io/lambeq/release_notes.html


◆ソフトウェア本体

https://github.com/CQCL/lambeq



(翻訳:Hideki Hayashi)

提供:Quantum Computing Report

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