Q-CTRLとポールシェラー研究所が大規模量子コンピューティングのためのソフトウェアツールで提携

 Q-CTRLは、オーストラリアに拠点を置き、ソフトウェアツールを提供する企業だ。量子デバイスのシステム特性の評価と、ハードウェア最適化のために、高度な人工知能と自動化技術をしている。彼らのソフトウェアは、制御工学の領域で動作し、量子ビットの動作を制御するパルスの最適化を行う。


 ポール・シェラー研究所(PSI)は、スイスの研究機関であり、チューリッヒ工科大学と提携し、ETHZ-PSI量子コンピューティングハブを設立している。2021年5月に設立されたこのハブは、現在、イオントラップや超伝導技術を用いた量子プロセッサーの研究に取り組んでいる。


 このパートナーシップの目標は、PSI が Q-CTRL ツールを利用して、大規模な誤り訂正量子コンピュータを開発・運用することだ。これは量子ビットの数が増え続ける中、対応するために必要とされていることだ。そのため、量子プロセッサのチューニングや、キャリブレーションを効率的に行うための自動化ツールが必要となる。


 詳細については、Q-CTRLのWebサイトにあるニュースリリースを参照のこと。



※参考


◆Q-CTRL

https://q-ctrl.com/


◆ポール・シェラー研究所(PSI)

https://www.psi.ch/en


◆ETHZ-PSI量子コンピューティングハブ

https://www.psi.ch/en/qchub


◆Q-CTRLのニュースリリース

https://q-ctrl.com/blog/q-ctrl-partners-with-the-paul-scherrer-institute-to-support-the-scale-up-of/



(翻訳:Hideki Hayashi)

提供:Quantum Computing Report