PASQAL、中性原子プロセッサをクラウドで利用するサービスを開始

 PASQALは、クラウドサービスとして欧州の大手クラウドプロバイダーであるOVHcloudをホストとして、プライベートベータ版を公開した。最初の顧客は2社で、CA CIB(Crédit Agricole Groupの法人・投資銀行部門)と、世界有数のスーパーコンピューティングセンターを運営するイタリアの大学間コンソーシアムCINECAである。


 外部ユーザーが利用できるフルプログラマブルな中性原子プロセッサは、私たちが知る限りこの製品が初めてだが、今年後半には他の製品も登場するだろう。ここまでの報告では、PASQALのマシンは少なくても量子ビットを100以上持ち、中性原子を用いたQPUをパルスレベルで制御するためのオープンソースのフレームワーク「Pulser」のサポートを受ける予定だ。


 また同社は以前、2022年第4四半期に、このプロセッサをより広く一般に公開することを示し、Microsoftと提携し、今年後半には、MicrosoftのAzure Quantumサービスを通じてこのマシンへのアクセス提供を発表している。Pasqalのプライベートベータプログラム開始のプレスリリースはこちらのリンクから



(翻訳:Hideki Hayashi)

提供:Quantum Computing Report

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