PasqalとARAMCO社、エネルギー業界を対象としたQCアプリを共同開発


By Carolyn Mathas


PasqalとARAMCOは、共同で、エネルギー分野に特化した量子コンピューティングのユースケースの開発を行う覚書を交わした。


本契約により、Pasqalは、100量子ビットを超えるスケーラビリティを実現する中性原子アプローチと、特定の課題に適応するよう量子レジスタの形状を変更することを含むプラットフォームの柔軟性を、その経験とともに提供する。QEK(Quantum Evolution Kernel)をはじめとするPasqal社独自のアルゴリズムは、この取り組みを通じて様々なアプリケーションに利用される予定である。当初は、量子機械学習(QML)モデルの作成が中心となるという。


ARAMCOは、石油・ガス産業における量子コンピューティングのパイオニアを目指す。そのため、ネットワークの最適化や管理、反応ネットワーク生成、製油所線形計画などの上流・中流・下流の課題への取り組みをはじめる。Pasqalは、中東での事業を確立し、サウジアラビアをはじめとする地域全体のビジネスを成長させていくことになった。


上記と共に、量子コンピューティングと人工知能の応用を模索し、量子ベースの機械学習モデルの開発を加速させ、サウジアラビアのバリューチェーンにおけるさらなるユースケースを推進する予定である。また、ARAMCOの既存のトレーニングプログラムをPasqalの量子技術で補強することも検討していくようだ。詳細については、こちらのPasqalのWebサイトからプレスリリースにアクセスしてほしい。



※参考


◆Pasqal

https://pasqal.io/


◆ARAMCO

https://www.aramco.com/


◆PasqalのWebサイトのプレスリリース

https://pasqal.io/2022/03/09/pasqal-and-aramco-collaborate-to-develop-quantum-computing-applications-for-the-energy-industry/




(翻訳:Hideki Hayashi)

提供:Quantum Computing Report



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