IQM、量子ファブリケーション施設向けに3500万ユーロ(約48億円)の融資を受ける



 今回の融資は、IQMが昨年11月に発表した製造施設の拡張と、量子プロセッサの材料研究開発の加速を目的として、欧州投資銀行(EIB)から融資を受けたものだ。施設はフィンランドのEspooにあり、欧州初の量子専用製造施設であり、アジアで製造されるチップへの、欧州の依存を減らすことに貢献していく。同社は、EIB アドバイザリーサービスによる追加的な支援を受け、融資の申請を行った。


 IQMは、2020年11月にフィンランドの政府系研究機関であるVTTに超伝導ベースの量子コンピュータをシリーズで納入する契約をし、すでに5量子ビット版を納入している。


 今後数年間で、54量子ビットのマシンを含むより大規模なシステムを提供する予定で、彼らは、54量子ビットのマシンを含む、より大きなシステムを提供するために取り組んでいる。IQMは、ヨーロッパ最大の量子スタートアップで、フランスのパリ、スペインのビルバオ、ドイツのミュンヘン、フィンランドのエスポーにオフィスを構え、160人以上の従業員を擁している。本融資の詳細については、同社のホームページに掲載されているプレスリリースを参照。



(翻訳:Hideki Hayashi)

提供:Quantum Computing Report



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