ドイツ製フォトニック量子コンピュータ開発のための資金、コンソーシアムに5,000万ユーロ(約64億円)が提供される
このプロジェクト「PhoQuant」は、TRUMPF社の完全子会社であるQ.ant社が主導している。参加する13の機関のうち主な組織を並べていく。Paderborn 大学(UPB)、Münster大学、フラウンホーファー応用光学精密工学研究所、Jena大学、Ulm大学、HQS Quantum Simulations GmbH、ベルリンのHumboldt 大学、フラウンホーファー光子マイクロシステム研究所、スワビアインストルメンツ社、TEM Messtechnik社、ficonTEC Service GmbH、FUベルリン、メンローシステム社などである。
5年間のプログラムで、資金は、約4,200万ユーロ(約54億円)がドイツ連邦教育研究省(BMBF)から、残りはコンソーシアムパートナーから提供を受ける。
プロジェクトが鍵としている目標は、メイド・イン・ドイツの量子コンピュータを構築し、クラウドサービスを通じて世界中で利用可能にすることだ。
詳細は、Q.antのサイトに掲載されているブログ記事で確認することができる。
※参考
◆Q.antのブログ記事
https://qant.de/en/phoquant-article/
(翻訳:Hideki Hayashi)